TAW Thoroughbred Aftercare and Welfare

事業活動

私たちにできること、
馬に関わる多くの人たちから学んでいく。
日々の、旅先の、馬と人の景色が
増えていくことを願って。

事業内容

  1. 引退競走馬の利活用促進や養老・余生の機会拡充等に関する事業
  2. 馬術や乗馬の普及、馬文化や馬事の振興及び馬の多様な利活用促進等に関する事業
  3. 引退競走馬の一時受入れ施設等の運営等に関する事業
  4. 引退競走馬を始めとする馬のウェルフェアの促進等に関する事業
  5. 馬のいる場所づくりや馬産業の人材養成等に関する事業
  6. 引退競走馬に関する海外の活動の情報収集等の事業
  7. 前各号の取組みに資する競技会等の開催及び施設の運営等に関する事業
  8. その他この法人の目的を達成するために必要な事業

TAWでは、引退競走馬に関わる事業として、養老・余生環境の拡充と乗用馬への転用を中心としたセカンドキャリア促進を2本柱とし、日本で馬たちがいる場所が限られていることを踏まえ、引退競走馬を始めとする馬たちの多様な利活用を支援しています。また、栃木県・宇都宮事業所では、新たな事業である引退競走馬の『一時受入れ施設』の運営を始めています。

さらに、動物愛護法やアニマルウェルフェア関連の諸制度への対応を踏まえ、馬のウェルフェアに関する理解促進、普及活動等についても、馬に関わる公的な団体等と協力して、新たな資格制度なども視野に入れて、取り組んでまいります。

宇都宮事業所(引退競走馬の一時受入れ施設)について

引退競走馬の一時受入れ施設として、栃木県・宇都宮市にTAW宇都宮事業所を開設いたしました。この施設には、セカンドキャリア(乗用馬への転用等)となる次の活動場所に移動・移籍する前に「30日から50日程度」、休養や体調管理を目的として、引退競走馬たちを一時的に預け入れることができます。また、馬のコンディションや心身の状態などを確認のうえ、簡単な初期のリトレーニングを行うことがあります。

施設・設備面や馬房数などから、当分の間、受入れ頭数の上限は調整させていただきますが、中央競馬・地方競馬いずれの引退競走馬も利用でき、競馬サークルの支援のもと、飼養管理費等はTAWが負担いたします。(入退厩の際の馬輸送費は、利用者負担)

また、引退競走馬たちの受入れ先について、乗馬クラブや大学馬術部等に関する情報提供などの対応を検討しております。

宇都宮事業所には、緊急時のシェルター的な役割もあるため、上記の利用可能日数内に次の場所に移動が可能な引退競走馬たちが受入れ対象(利用対象)となっており、長期の治療が必要な場合、本格的なリトレーニングを行いたい場合などには、他の施設のご利用をご検討願います。なお、施設利用等に際しては、利用の申込み手続きや利用基準などがありますので、詳しくはTAWまでご連絡いただきますよう、お願いいたします。

撮影 / 宇都宮事業所
馬たちがのびのびと過ごせる環境を提供する